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2013.6.9 「暗闇の中に来られた方」 詩編88:1-19

:  人間関係の崩壊

 今日の詩編88編は「賛歌」です。「賛美」の中心は、神様へ捧げられます。神様の愛と喜びを賛美するのです。詩編の作者が、神様の愛に出会った時は「苦難」の時でした。詩編の作者は、苦難の時、苦しみのときに、キリストに出会った・・・神様の愛を実感し、喜びをいただいたのです。

 詩編88:9、19、二つの箇所を見てみますと、「愛する者も、友人も、親しいもの」との関係の崩壊が一番の問題であったのでしょう。家族間、親子、兄弟の中での対立による信頼関係の崩壊。また愛する人、友人の裏切りによる人間不信でしょうか。それは、「若い時」から「死を待つ時」まで。一生の問題として、私たちにつきまとう問題だと・・・変わることのない、苦しみだと、詩編は歌うのです。

 

:  神様との関係

 詩編を歌う人は、人間関係の争いの苦しみの中にあって、神様を「救いの神」として祈り求めます。そして、「御前にたち」、祈りが「御許に届きますように」、と祈るのです。

 神様の御前に立ち、祈ることが許されていること。そして、神様が、その言葉一つ一つに必ず耳を傾けてくださっているということ。その関係に、安心して生きる喜び。これだけで、生きる勇気が与えられているということ。この関係を賛美しているのです。神様との関係が、私たちに完全に示された出来事がイエス・キリストの十字架と復活です。私たちが賛美する出来事は、このイエス・キリストによる神様の愛、神様との関係にあります。

 

:  神様の関係の現れる場所

 詩編88編10節からは、私たちは、この神様の愛の出来事を、「今、喜びましょう」、「今、賛美しましょう」と、言っています。私たちは祈るのです。生きている間に、愛の関係の回復を願って、イエス・キリストが来られるようにと、祈ることが許されているのです。

 私たちは、祈りましょう。そして賛美して生きていきたいと思います。神様は私たちのどのような叫びも、求めも、祈りも、聞いて、耳を傾けていてくださいます。私たちは、イエス・キリストの愛を、共に生きる者として、力を合わして、賛美していきたいと思います。共に祈り、共に生かされて、共に賛美していきましょう。