1: 恐れるな
イエス様は「小さな群れよ、恐れるな」と語りかけられます。「小さな群れ」、つまり「小さくて」「弱いところ」に向かって、イエス様は語りかけています。わたしたちには人間としての弱いところ、自分の力では補いきれないところがあるでしょう。イエス・キリストは、そんな弱いところがあることを「恐れるな」と教えてくださっています。
イエス様は、私たちが逃げ出したくなるときに、恐れに覆われてしまって苦しいときに、その隣にいてくださいます。そして、共に恐れを担い、一緒に苦しみを受け取ってくださいます。そして「わたしが一緒にいるのだから、恐れるな」と言葉を語りかけてくださっているのです。
2: 生きる意味
「命のことで何を食べようか、体のことで何を着ようか、思い悩むな」と、イエス様は教えます。イエス様は「命」の大切さを教えています。「恐れるな」、それは「命」の大切さ、あなたが愛されていることを教える言葉です。
神様は命を造られた方です。そして命を養い一日一日を見守ってくださっている方です。この神様から与えられた私たちの命には生きる意味があります。みんな、一人ひとりすべての人に、生きる大切な道筋があり、そこにはイエス・キリストが共にいてくださるのです。
私たちは神様に愛されて、生かされています。だから、そこに希望があり、生きる勇気、「恐れるな」という言葉をいただくのです。
3: 本当の宝物
今日の聖書の言葉は、ほかの翻訳の見出しでは「本当の宝物」としてあります。
私たちが求める宝物はどのようなものでしょうか。神様すべてを超えて、神様は本当の宝物を与えてくださいます。私たちが神様に愛されて生かされているという「命」。その命の意味、生きる意味が与えられているのです。私たちには「神の国」、神様の愛の支配が、日々注がれています。私たちは、これほどの喜びが与えられていることを覚えていたいと思います。わたしたちは、ただ生きているのではなく、神様によって生かされているのです。神様の宝物として、生かされているのです。
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