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2014.3.30 「悔い改めるために」 マルコによる福音書6:6b- 13

1:  折りがよくても悪くても

 今日の箇所「12弟子の派遣の話」の前後は、福音が受け入れられない箇所に挟まれた箇所となっています。イエス様の12弟子の派遣、主の福音の宣教の業は、そのような福音が受け入れられない状況において、主の教えが拒絶される中にあってなされた派遣の御業です。聖書はこのように語っています。「御言葉を宣べ伝えなさい。折が良くても悪くても励みなさい。」(Ⅱテモテ4:2)今日の12弟子の派遣は、まさにこの御言葉を表す弟子たちの姿であります。どんな時にあっても、イエス・キリストが弟子たち、そしてわたしたちを派遣されていることを教えているのです。

2:  2人1組

 イエス様は、12人を呼び寄せて、2人1組で遣わすことにされました。2人であることは、共通点を持つことであり、また違いを持つことでもあります。対話の必要が生まれ、受け入れあうことの必要も感じ、寄り添い、信頼をしながら、共に生きることを考えるのです。2人でいること、共に生きることは、簡単なことではない。それもまた、神様の与えられた恵みなのです。

 イエス様は、12人を呼び寄せて、2人ずつを1組にして派遣しました。そこには、教会の種としての小さな姿が見えます。困難を分かち合う姿、共に重荷を背負い合う姿。そして違いを受け入れあい、心を通い合わせる姿です。イエス・キリストはこのように言いました。「二人または三人がわたしの名によって集まるところには、わたしもその中にいるのである。」(マタイ18:20)

 お互いの共通点を受け入れあい、その違いを分かち合う中に、イエス・キリストの愛が現れているということを教えてくださっているのです。

3:  杖1本持って

 イエス様は、持ち物として杖1本を許されました。人間の支えとしての杖です。私たち人間が歩くために、そして生きる為に必要とされる「杖」です。わたしたちは、この「杖」を必要とする弱さを持つものです。自分の中に、弱さ、貧しさ、欠点、欠けがあることを思い出し、その自分の弱さを支えてくださる方がいることを宣べ伝えなさいと、教えられているのです。

 わたしたちには、弱さ、貧しさ、欠点があります。しかし、そこには「杖」というキリストの十字架が与えられている。そして、それだけで十分だと、教えられているのです。それ以外に何も必要がない。そのキリストの「杖」によってあらわされている十字架をもって、福音を宣べ伝えることが望まれているのです。

 私たちは、自分の弱さに目を向けて、悔い改めていきたいと思います。