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2015.11.22 「目を覚ましていなさい」 マルコによる福音書13:32-37

1:  希望を見失わないでいなさい 

 今、世界は暗闇に包まれています。先日、パリにおいてテロによる爆破、銃撃の事件が起きました。テロリストによる事件はあとをたちません。私たちは、そんな誰かを傷つけなくては生きていけない、そのようになっていった人々の心も考えてみなければいけないのではないでしょうか。

 聖書は「目を覚ましていなさい」「主の来られるのを待ち続けなさい」といいます。それは「希望を見失わないでいなさい」と言われているのです。


2:  留守を守る責任

 わたしたちは主の帰りを待ち続けるのです。主人は留守にしているのです。わたしたちは主人がいない時、仕事を割り当てられている。そしてそこに責任を持たされているのです。わたしたちは、主の愛を宣べ伝えるという大きな仕事を任されて、それだけ大きな責任を負っているのです。


3:  教会として

 それは私たち一人一人個人だけではなく、信仰共同体としての教会に与えられた仕事です。教会は、主の愛を宣べ伝えるためにあるのです。イエス様は私たちの本当の痛みのうちに来られたのです。神様は、その命をかけて、私たちとともに生きることを決断されました。暗闇に生き、暗闇を造ろうとしていく私たち人間を愛されることを決断されたのです。そしてまた十字架のイエス・キリストは、復活された。そこに私たちは光を見るのです。暗闇の中で生き、孤独に生きるわたしたちは、キリストの十字架と復活に本当の命を見るのです。


4:  門番

 神様は私たちを門番とされたのです。門番はいつも「目を覚まして」主人を待つのです。ただ主人だけを待ち続けるのです。他のものを中にはいれない。主人が帰ってくるのを待ち続けるのです。

 ここでは4つの時が記されています。「夕方か、夜中か、鶏の鳴くころか、明け方か」、「夕方から明け方」までつまり夜の時間です。この4つの時間にそれぞれが交代制で門番を続けるのです。

 わたしたちは一人ではずっと神様のために生きることができるという強さをもっていないのです。そしてだからこそ、私たちには、祈りあう教会があるのです。一人が疲れているときには、もう一人が、その人のために祈り、だれかが苦しんでいれば、教会が一緒に苦しみ祈るのです。わたしたちは、そのように共に支えあうことによって、「目を覚まして」主を待ち続けていきましょう。