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2017.2.19 「信仰から神様の愛に応答する行い~」 (要約) ヤコブの手紙2:14-17

1:  キリストの体として  

 2016年度の標語は「キリストの体としての教会~共に苦しみ共に喜ぶ~」という言葉です。

 教会はキリストの体です。私たち一人ひとりがキリストの一部一部を担っているのです。そしてそれは、私たちの体も、富みも、賜物も、時間も、その命のすべてがキリストの体の一部ということです。わたしたちは今一度自分のすべてを隅々まで見渡して、もう一度神様から預けられている者として日々の生活がなされているか考えてみましょう。そしてまた、私たちのすべてのうちに、神様の愛があることを覚えましょう。

 

2:  信仰とは・・・神様の愛の行為 

 ヤコブ書は「行いの伴う信仰」の大切さを語ります。この言葉に対して、宗教改革者のルターは「ただ信仰によって義とされる」と言いました。「ただ信仰によって義とされる」ということは、救いは私たちの行為によってではなく、神様によって与えられているということです。

 私たちに与えられている救いは神様の慈しみのうちに与えられた「神の行為」によるのです。神様は「十字架」という行いを通して、私たちとの関係を作り出してくださいました。これが神様の愛です。神様の愛には行動が伴っているのです。わたしたちに与えられている神様の愛の招きは、神様が自らの命をかけて作りだしてくださった道なのです。私たちがイエス・キリストを信じるという信仰は、神様の確かな愛の行動に基づく信仰なのです。

 

3:  愛の伴う信仰 

 神様は、私たちを愛されました。神様は、私たちが悲しい時に、共に悲しみ、苦しい時に、共に苦しまれている。そして喜びの時に、共に喜び、痛みの時に、共に痛んで下さっているのです。神様は行動を伴う愛で、私たちを愛しているのです。私たちはこのイエス・キリストの愛に出会う時に、「愛の実践を伴う信仰」が与えられるのです。

 

4:  痛みを伴う愛の行為

 神様は、私たちを選びだし「互いに愛し合いなさい」と教えられています。私たちは隣人、お互いを愛しているでしょうか。「お互いを、隣人を愛しなさい」と言われる時に、そもそも「隣人」とはだれなのかを考えさせられます。

 隣の人は自分ではない人すべての人を指しています。それは自分とは違う価値観を持ち、自分とは違う性格であり、自分の事を理解してくれるかも、わからない人です。自分と違う人と関わることは痛みを伴います。イエス様はその勇気を与えてくださっているのです。私たちは、キリストの愛をいただき、歩み出していきましょう。(笠井元)