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2018.3.18 「神の恵みを分かち合う」 (要約) マタイによる福音書6:11

1:  パンの大切さ 

 イエス様は神様のことを祈る祈りを教えられました。今日から「わたしたち」の祈りと移っていくのです。その最初に「必要な糧」つまり「パン」のために祈ることを教えられます。「罪の赦し」「誘惑からの守り」のほうが大切なのではと思うかもしれません。ここから、「食べ物」の大切さを教えられるのです。

 「必要な糧を今日与えてください」(11)「必要な」と訳されている言葉の解釈は「今日の」、「明日の」、「生きるのに必要な」、「次の」と四つの解釈をすることができるのです。「今日の」糧と同時に、「明日」の糧を求めることが「必要な糧」を求める祈りなのです。

 

2:  パンを得ることの切実さ

 わたしたちは「わたしたちに必要な糧を今日与えてください。」という祈りを、どれだけ切実に祈ることができているでしょうか。地球には70億人ほどの人がいて、飢えに苦しむ人は8億人以上に達し、一分間に17人の人が飢餓でなくなっているのです。これが「私たち」の現実です。私たちは、必要な糧が与えられるために、分かち合うこと、食べ物を共に喜ぶことが求められているのです。

 

3:  神に養われている人間

 神の恵みを分かち合うためにイエス様はこの祈りを教えられたのです。私たちは「私たちに必要な糧を与えてください」と祈るのです。わたしたちは自分がどうこうする前に、まず、「神様、わたしたちを養ってください」と祈りたいと思うのです。この世を創造し、今も養い守られている方が「わたしたち」に必要な糧を与えてくださることを信じて祈りたいと思うのです。

 

4:  わたしが命のパンである

 

わたしたち人間は、パンなしでは生きることはできません。しかし、パンだけが人の命を生かすのでもないのです。わたしたちはまず神様の言葉によって生かされているのです。

私たちは、隣の人のことをどれだけ知っているでしょうか。神様はこの世界にイエス・キリストを送って下さり、「わたしたち」の一人となってくださったのです。わたしたちは孤独ではないのです。ここに私たちが生きる希望があるのです。

イエス様は「わたしが命のパンである。」(ヨハネ6:35)と言われました。私たちは、このイエス・キリストという命のパンをいただきましょう。そして「わたしたち」として「何ができるのか」共に考えて生きていきたいと思います。(笠井元)