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2018.5.27 「主イエスにあって行動する」(要約) フィリピの信徒への手紙2:19-30

 私たちは、人や教会の安否を尋ねるために人を派遣します。バプテスト教会の間に「問安」という不思議な言葉があります。家や教会堂を尋ねるのではなく、人を尋ねるのです。パウロは今日の聖書箇所で、テモテとエパフロディトの二人をフィリピ教会に派遣する計画について書いています

1.テモテ

2.他者への関心 共感共苦する生き方

 パウロはフィリピの信徒たちの様子を知って力づけられたい、そのためにテモテを派遣すると言っています。しかし、信徒たちの様子を知るとなぜ、力づけられるのでしょうか?かえって落ち込むことはないのでしょうか。実は、他者に共感共苦して生きることがパウロに力を与え、喜びを与えるのです。

 

3.自分に精いっぱいの私たちの現実

 しかし、今日、わたしたちが生きている社会、文化は、自分に精一杯で、他者たちへの関心が薄れている社会ではないでしょうか。パウロは、「他の人は(すべての人)、皆イエス・キリストのことではなく、自分のことを追い求めている」と言っています。

 

4.エパフロディトを送り返す

 もう一人派遣されるのは、エパフロディトです。人間的に見れば、フィリピ教会が彼をパウロのために派遣し、尽力はしてくれたのですが、過労のためか、病気になってしまったので、彼をフィリピに送り返すのです。パウロは溢れる配慮をもって彼を派遣します。

 

5.痛みを覚悟する

 テモテの派遣は、パウロに仕えていた人の派遣でした。彼がパウロの傍にいなくなることはパウロには痛手であったことでしょう。自分の痛み、損失を覚悟せねばなりません。

 

6.主イエスにあって

 最後に「主にあって」と言われていることに注目し、キリスト者の生き方の基本を学びたいと思います。パウロは19節では「主イエスによって」希望すると言い、24節では「主によって」確信すると言います。主体としての責任、決断は大切です。しかし、そのような希望も確信も、「主イエスによって」「主によって」許されて初めて実現するのです。(松見 俊)