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2019.3.24 「選び出された者として生きる」(要約)  マタイによる福音書10:1-15

1:  選び出された12人

 12人の何人かの特徴からイエス様の選びをみたいと思います。ペトロはイエス様が十字架に向かう中、途中で「イエス様を知らない」と三度も言いますが、それでも弟子としてはただ一人途中までついていった人です。トマスはイエス様の復活を、見るまで信じることが出来なかった人物です。肩書がついているのは徴税人のマタイと熱心党のシモンです。徴税人とはローマの支配を受け入れていた者であり、それを拒否していたのが熱心党です。二人が一緒にいることは本来考えられません。イスカリオテのユダ、イエス様は最初から十字架を受け入れ、イスカリオテのユダを自分の弟子として選んだのです。

 イエス様はまず弟子たちを選ぶときに、この小さなグループに神の国の到来を表されたのです。

 

2:  派遣 二つの側面

 イエス様は12人を派遣されるために集められましたのです。教会の働きには大きくわけて二つの事柄、時があります。それは「伝道」と「牧会」言い方を変えると「充電する時」と「前進する時」です。【3:1 何事にも時があり、天の下の出来事にはすべて定められた時がある。】(コヘレト3:1)神様の計画には時があります。私たちは「時」を見極めて、今何をするべきか、将来何をしていくのか考えなくてはなりません。

 

3:  「天の国は近づいた」 

 イエス様はこの世界に「天神様の御国の到来」を宣べ伝えたのです。その一つのしるしとして、癒しがあり、奇跡があり、悪霊からの解放があったのです。イエス様は「悪霊を追い払いなさい」とも教えられました。私たち人間は弱い者なのです。そのような弱さに付け込むのが「悪霊の働き」です。悪霊は、神様と人間を引き離し、人間と人間を引き離します。私たちは、神様の愛を受けなければ、隣人を愛することはできないのです。その弱さをまず自覚したいと思います。

 「天の国が近づいた」。それは私たちが神様の愛をイエス・キリストによって受け取ることが許されたということです。

 

4:  平和があるように

 イエス様は「平和があるように」と挨拶するように教えられました。この殺伐とした人間関係の現代において、挨拶をすること自体が大切なことでしょう。愛の思いを持って他者に接する時、その愛が伝わらなかったとしても、そこにある愛はなくならないのです。

 イエス様は12人を選びだし、愛をもって出ていきなさいと遣わされたのです。今、私たちは神様に選び出されこの場にいるのです。わたしたちも福音をいただき、神様に選び出された者として、イエス・キリストの福音を伝えていきましょう。(笠井元)