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2019.12.15 「平和を実現する者」(要約) ミカ書4:1-8

 昨日、幼稚園ではクリスマス礼拝・祝会を終えました。幼稚園でも、アドベントの時を持ち、クリスマスを迎えます。今年は「喜び待つ」ことを中心に子どもたちと一緒アドベントを過ごしました。私たちもイエス・キリストの誕生を喜んで期待していきましょう。

 

1:  ミカ書

 ミカ書には、もはや戦うことを学ばないと語る、まさに、絶対平和主義を示した箇所、救い主の誕生を預言した箇所などがあります。今日は、新共同訳聖書の小見出しを見ながら、全体の流れを見ていきたいと思います。

 1章「神の審判」。2章6節「ユダの混乱」、12節「復興の預言」3章「指導者たちの罪」となります。そして、4章で「終わりの日の約束」と、主の約束と平和が描かれていくのです。6章になると、再び、「主の告発」という小見出しになります。6:8では「へりくだり、神様と共に歩むこと」。これが、神様が私たちに求めている行為だと教えています。7章前半「民の腐敗」。ミカ書の最後、7:8以下「新しい約束」です。ミカはここで、自分の罪を告白し、同時に、神様が自分を赦してくださると信じていたのでした。 

 

2:  主の御名 「イエス」

 【どの民もおのおの、自分の神の名によって歩む】【我らの神、主の御名によって歩む。】(4:5)と記されます。神様の名前が、私たちの中ではっきり与えられたのが、クリスマスの出来事でした。

 天使は、ヨセフとマリアに、「イエス」と、そして、「インマヌエル」と、名づけるように示されたのです。神様の名前が示される関係とは、神様が私たち一人ひとりとしっかりと向き合う関係を意味しています。この関係の中でこそ、私たちは、自らの罪の悔い改め、罪の告白をする者とされていくのです。

 

3:  イエスによって平和を実現する者とされる

 私たちは一人では、罪の告白も、悔い改めも、平和の実現も、何一つなすことはできない人間です。そしてだからこそ、イエス・キリストがこの世に来てくださったのです。私たちは、キリストの誕生、インマヌエル「神は我々と共におられる」という神様の業によって、罪の告白も、悔い改めも、為す者とさせられていくのです。そしてその平和の主であるイエス・キリストによってこそ、平和を実現する者へと変えられていくのです。(笠井元)