1: 就任式
今日は就任式があります。この就任式の名目は、私と松見俊協力牧師の就任式となっていますが、この就任式という式典は、牧師、また協力牧師を招聘した、この教会のみなさん一人ひとりと、この招聘を受諾した牧師の両方が喜ぶ式典であり、また同時に責任を再確認して出発するときです。
2: 嘆き
神様は「イスラエルの嘆き」に目を留められました。神様は必ず痛みを聞いてくださる方です。その痛みはエジプトにおいて奴隷とされて、いつ終わるかわからない苦しみ。途方もなく、抜け道の見えない、苦難です。そのような中に神様は「嘆き」を聞かれ、助け出すのです。
わたしは、東福岡教会から招聘の話を受けたあと福岡に来る前の少しの時間、北海道にいるときにも兄弟から総会資料をいただいて、この教会について少し知ることができました。その中で知ったこの教会が神様から与えられた恵みは、なによりも60年も教会と幼稚園が、祈り合い、支え合って、現在まで続けられてきたことだと思います。また、資料を見ていると、その多くの恵みと同時に60年という年月の中に教会には多くの「苦しみ」「痛み」の時があったことも感じました。それでも60年間、東福岡教会が神様を礼拝、賛美、伝道を、神様に守られて続けられてきた、という神様の祝福と強い信仰を感じました。60年の中に、どれだけの神様の恵みと導き、赦しと励まし、そして、どれだけの祈りがあったのだろうかと思わされたのです。
3: 私たちの使命
神様は、わたしたち東福岡教会を、その一人ひとりを、神様の御業を現すために召しだされました。神様の御業、その愛は、神様から与えられます。神様はモーセに御業を燃え尽きない柴をもって示されました。その燃え尽きない柴を通して、燃え尽きることのない神様の愛と恵みを示し、そしてそこから与えられる燃え尽きない信仰を与えられたのです。
神様は、わたしたち東福岡教会に60年ではなく、尽きることのない、愛と恵みを注がれているのです。そしてこの神様の愛を受けとり、どこまでも信仰を続けていくことが、私たちの使命です。私たちは、神様の恵みと喜びと共に、尽きない神様の愛を表す責任を受け取ったのです。これが私たちの受け取った召命、神様からの使命です。
4: 主が共におられる
「主が共におられる」。この御言葉は、神様と命がつながっているということです。神様が私たちの命を、責任を持って、受け取り、私たちの苦しみも、痛みも、しっかりと受け止めていてくださることです。神様は、私たちと必ず共にいてくださるのです。神様と私たちの命を繋げてくださるのです。私たちはこの神様の繋げてくださる命から、すべての人に、命を繋げていきましょう。主が共におられる命をどこまでも繋げていきたいと思います。
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