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2014.1.5 「蒔かれた神の御言葉」 マルコ4:13-20

1:  当時の背景

 今日の箇所は当時の教会という背景がありました。マルコが向かい合っていた当時の教会とはどのような時代だったのでしょうか。それは60~70年。イエス様が十字架の上で、死んで、よみがえり、天に昇られて、神様の御言葉が蒔かれ、伝道が始まり、異邦人に向けての伝道も始まり、教会という形が見えてきた時代です。この後、ユダヤ教徒からキリスト教が明確に分かれ始め、大きな迫害が起こりますが、その一歩手前という時代だと思います。そんな時代に教会はいくつかの大きな困難と、痛みの現実にぶつかっていたのです。

 

2:  渇いた現実

 ここで迎えた現実の一つは、神様の御言葉に対して、まったく耳を傾けない者、無関心な者がいるという現実です。キリストの教えに、最初は新しさ、新鮮さがあったでしょう。一度は聞いてみたいと思う人も大勢いたのかもしれません。しかし、今では、神様の御言葉にまったく耳をかさない者が現れてきた。教会は「無関心」という現実に直面したのです。

 もう一つの現実。それは、内側から離れていくものが現れ始めていたという現実です。熱烈に信じたはずの者、聖霊に導かれて教会に導かれたはずの者、共に神の御言葉を受け取ったはずの者が、イエス・キリストから離れ始めたという現実です。

 そしてもう一つの現実、それは外からの圧力、迫害、苦難によって、逃げ出す者が現れ始めていたということです。信仰は折れて、破れてしまった。ここに神様から離れる現実が現れていたのです。

 

3:  蒔き続けている方

 わたしたちの御言葉を聞く姿勢は、どのようになっているでしょうか。時に、御言葉を聞き、時に、無関心であり、時に、興味を持ち、時に、目をそらし、誘惑に目を向けて、そのように神様の御言葉を聞いていないでしょうか。

 神様は、御言葉を、蒔き続けてくださっています。神様は私たちの心にイエス・キリストを送ってくださったのです。神様は、私たちの一番つらいところ、わたしたちの一番の痛みに、イエス・キリストを送ってくださったのです。それが神様の愛です。神様は、私たちを愛し続けてくださっているのです。

 

4:  聞いて行動する 

 わたしたちはイエス・キリストを心に受け入れていきたいと思います。今、道端の地の時であったとしても、石だらけの地の時であっても、そして茨の生えた地の時であっても、そこにこそ、イエス・キリストは来てくださるのです。わたしたちの主イエス・キリストは、私たちの弱き心の底まで来てくださるのです。わたしたちは、このキリストを受け取っていきたいと思います。

 

 「聞くこと」は、「聞いて行動する」ことです。神様は、私たちが愛を受け取り、愛された者として生きる道を歩み始めるまで、愛を注いでくださっています。わたしたちは、神様の御言葉、キリストを受けて動き出したいと思います。