1: わたしがあなたと共にいる
神様は、すべての人間を愛してくださっています。神様はそのことを「共にいる」ということで表してくださいます。神様による祝福とは、「主が共におられる」「神様が一緒にいてくださる」ということです。
幼稚園の誕生会ではこのような歌詞の賛美歌を歌います。「生まれる前から神様に、守られてきた友だちの誕生日です。おめでとう。生まれて今日までみんなから、愛されてきた友だちの誕生日です。おめでとう。」
神様はすべての人間を生まれる前から守ってくださっている。そして神様に愛されて生まれてきた命は周りの多くの人々に愛されて生きているのです。神様はエレミヤにまさに同じように「わたしはあなたを母の胎内に造る前から、あなたを知っていた。」と語られるのです。
2: あなたを知っている
神様は、私たちのことを生まれる前から知っていてくださるのです。「知る」ということは、かかわりがあるということです。私たちが隣の人のことを知るためには、隣の人と関わる必要があるのです。神様は、私たちのことを知っていてくださいます。私たちに関わり、共に生きていてくださるのです。
3: 若者にすぎない
「わたしは若者にすぎない。」この時のエレミヤは10代後半から20代前半でした。もしエレミヤが30代~40代であれば、「今は子育てや仕事で忙しい」と断り、60代、70代になれば、「もう年ですので」と断るのではないでしょうか。「なになににすぎない」。そこには、自分はもっとできる者にならなければならないという思いがあるのです。私たちのもつ苦しい思いの一つは、そのままの自分を受け入れられないということです。今の自分を認められないことは、とても苦しいことです。
4: わたしがあなたを愛している
神様は私たちを愛しています。自分のことを好きになれない、自分には何か足りないところがあると思っている者を。神様はそのような者を素敵な者として愛してくださっている。『それでよい』と言ってくださっているのです。
神様が私たちを愛していることは、子どもと関わるときに覚えておきたい言葉です。時には「なにもできなくても生きていることが素敵である」と、「それだけでいい」と、「そのままで愛している」と、その思いを子どもに伝えていきましょう。
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