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2020.8.16 「神が平和を宣言される」(要約) 詩編85:9-14

1:  戦争のあと

 75年前、8月6日に広島に、8月9日に原子爆弾が投下されました。そして8月15日に第二次世界大戦が終わりました。その時から、日本は、世界は、いったい何を求めて、どのように進んできたのでしょうか。平和を求める道を歩むことはできたのでしょうか。

 戦後75年間の間日本では戦争はありませんでした。ここに本当に平和があり、喜びと平安が満ちあふれていたのでしょうか。経済という名の武器をもって、傷つけあってきたのではないか。今も、人と人の争いは絶えず続いているのです。

 

2:  再び命を得させてください

 詩編85編1節からはバビロン捕囚による奴隷の立場から解放されたイスラエルの民の神様への賛美の歌が歌われます。しかし、5節からは少し様子が変わります。イスラエルの民は喜びの賛美をもって自国に帰ってきたのです。しかし、そこに待ち受けていたのは、荒れ果てた国、破壊された神殿でした。その中でイスラエルの民は「再び、命を得させてください」と、もう一度新しく生きる力を与えてくださいと願い、祈ったのでした。

 

3:  主が平和を宣言される

 「宣言」という言葉は、「約束」とも訳されています。神様の語られる「宣言」は「確かな約束」なのです。詩人は、「わたしは神が宣言なされるのを聞く」と応答します。神様の平和は、主イエス・キリストを通して実現されたのです。平和を作り出すために、私たちには何ができるでしょうか。それは、イエス・キリストによる神様の平和の宣言を、畏れをもって聞き、新しい命をいただき歩みだすことです。

 

4:  正義と平和

 「慈しみとまことは出会い、正義と平和は口づけをする」(11)と語ります。神様はイスラエルをバビロンから解放されました。ここに正義と平和の出来事が実現されたのです。今、神様は私たちのために主イエス・キリストを送ってくださいました。それは私たちが、自分の怒りや憎しみに囚われるのではなく、そこから解放され、互いに愛しあい、喜びで満たされ生きるためです。私たちは神様に「命を、平和を得させてください」と求めていきましょう。(笠井元)