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2021.9.19 「老いを生きる:大地の荒廃と主の救いの証人として」(要約)  ヨエル書3:1-5

敬老特別礼拝のためにヨエル3:1-5を選びました。「老人たちは夢を見る」。終わりの日には、神はすべての人に神の真実を語る力、夢を見る力、幻・ヴィジョン・希望の想像力を持つ力を与えて下さると約束されています。

 

1.高齢者の使命:高齢者の使命は、全世代を代表して、苦い経験と神の恵みの経験を子どもたちや子孫たちに、語り伝えること、物語ることです。

 

2.預言者ヨエルはイナゴの災害と共に思い起されます。1:4には、「かみ食らういなごの残したものを/移住するいなごが食らい/移住するいなごの残したものを/若いいなごが食らい/若いいなごの残したものを/食い荒らすいなごが食らった。」とあります。「いまだ経験もしたことのない」イナゴの大発生と旱魃です。このような災害に対して、イスラエルの民が悔い改め、断食と祈りを行うと主なる神がイスラエルを憐れみ、その民を救い出してくださったのです。苦難とセットになった救いの物語、救いの出来事とセットになった苦難の物語を語ります。

 

3.大地の荒廃の事実:私たち今日、同じような経験をしています。度重なる大地震と津波による被害、火山の噴火、乱開発・大気汚染による異常気象がもたらしていると考えられる大雨による水害、それに追い打ちをかけるような新型コロナウイルス感染などに襲われています。そして、これらがどこか人間の罪と関係していると予感しています。

 

4.主なる神の憐れみ深さ:ヨエルは「あなたたちの神、主に立ち帰れ。主は恵みに満ち、憐れみ深く、忍耐強く、慈しみに富み、くだした災いを悔いられるからだ」(2:13)と呼びかけ、「そのとき、主は御自分の国を強く愛し、その民を深く憐れまれた」(2:18)と記します。人はしばしば苦しみを経験するにもかかわらず、神は神に信頼する人たちを救って下さったという事実の経験を証しすることができます。

 

5.自分の老化や弱さを笑い、しかも、希望をもって他者のために生きること:80歳過ぎの老夫婦が店を切り盛りしている蕎麦屋に入ると面白い張り紙がありました。「恋に溺れるのが18歳、風呂で溺れるのが81歳。道路を暴走するのが18歳、道路を逆走するのが81歳。心が脆いのが18歳、骨が脆いのが81歳。偏差値が気になるのは18歳、血糖値が気になるのは81歳。まだ世間を知らないのが18歳、もう何も覚えていないのが81歳。自分探しをしてる18歳、皆が自分を探してる81歳。」多分お蕎麦屋さん自身が81歳なのでしょう。自分の老化、弱さを笑う自由と若者への微笑を感じられる言葉です。救いの約束が確実に与えられているキリスト者として、何十年先の計画より、老化をユーモアで受け入れ、一足また一足、他者のために何かすることが出来ればと思います。(松見俊)