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2022.4.24 「共に神の恵みの下に留まる」(要約)  ローマの信徒への手紙5:1ー5

1:  イースターを迎えて

先週イースター礼拝を迎えました。イースターはイエス様の復活を覚え、喜ぶ時です。イエス・キリストの復活は、頭で理解するというよりも、復活の命に出会うことから溢れる喜びと命の輝きを受け取ることです。復活のイエスに出会う時、鬱々とし、虚しい人生を歩んでいた者が、命を喜んで生きる者とされるのです。

 

2:  共に

今年の標語として「共に神の恵みの下に留まる」という言葉を提案したいと思います。困難が続く中、今年度は、昨年度の標語「神の恵みの下に留まる」という言葉に「共に」という言葉を加えたいと思います。苦難の中にあって共に泣き、喜びの中で共に喜びたいのです。人間が隣人愛をもって苦難を分かち合うことは大切なことです。ただ人間の限界性というものも感じるのです。人間が誰かを完全に助けることなどはできない。他者の苦難をすべて分かち合うことはできない。むしろ自分が助けてほしい時もあるのです。私たちは、自分ではなくイエス・キリストが共にいてくださるということ伝えて、キリストの愛を分かち合っていきたいと思うのです。

 

3:  苦難を共に受けられたキリスト

 神の御子イエス・キリストはこの世界に人間として来られました。神の子が、人間として、人間と共に生きるためにこの世に来られたのです。それは人間の苦難、痛みや嘆き、そのすべてを共に担い、絶望に陥っている人間と共に生きるために、イエス・キリストはこの世に来られたのです。そして十字架をもって、イエス・キリストは人間と共に生きる者となられたのです。これこそ、全知全能、万物の創り主である神様のなされた奇跡の出来事なのです。

 

4:  共に、希望を見る 

 キリストは、私たちと共に苦しみ共に喜ぶために、十字架で死に復活されたのです。イエス・キリストの復活は、虚しく不安に生きている者に、喜びと、生きる力を与えるのです。そこには「希望」があるのです。未来に希望がある。神様が共にいてくださる。神様がこの苦難を共に担っていて下さる。このことを覚えるときに、苦しみは絶望を生み出すのではなく希望へと導くのです。

 イエス・キリストは、私たちと共に生きるために、「愛される」のではなく、「愛する者」となってくださったのです。私たちは、イエス・キリストによる神様の愛に、共に留まり続けたいと思います。(笠井元)