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2022.5.15 「わたしはいつもあなたがたと共にいる」(要約)  マタイによる福音書28:16ー20

1:  御言葉の力

 「ガリラヤへ行きなさい」。弟子たちは、二人の女性からこの言葉を聞いたのです。イエス様が捕らえられる中、弟子たちは散り散りに逃げ、恐怖におびえて隠れていたのです。弟子たちはこの言葉を不安や恐れの中で聞いたのです。しかし、それでも、弟子たちはガリラヤへと歩き出したのです。他の福音書では、弟子たちが直接復活のイエス・キリストに出会う場面が記されています。それに対してマタイで弟子たちは、復活のイエス・キリストに出会ったのではなく、御言葉を受けて新しい道を歩き出したのでした。弟子たちは御言葉によって変えられていったのです。御言葉には人間の心に勇気と希望を与える力があるのです。

 

2:  疑う心を持ちながら

 弟子たちは、イエス様に出会いひれ伏し礼拝をしたのです。しかし、ここでは「疑う者もいた」とあるのです。弟子たちの中には「疑う心」があったのです。私たちは自分では「裏切ることなどありえない」と思うほどに強い思いを持っていたとしても、実際のところはどこかで信じることができない弱さを持っているのです。

 私たちの信仰とは完全になることのできない自分のことを認め、そのような弱さをも含めて自分のことを愛してくださる、神様の愛を頂くことです。

 

3:  いつも共にいる

 「わたしは世の終わりまで、いつもあなたがたと共にいる。」(28:30)これこそ福音の中心の言葉です。私たち人間にとって、一番苦しいことは「孤独」、「愛されていない」と感じることです。そして、私たち人間はすべての者が深いところではいつも「孤独」なのです。だからこそ、神様はイエス・キリストをこの世界に送って下さった。イエス・キリストの十字架と復活によって人間と共に生きる者となってくださったのです。神様は私たちと共におられ、私たちがお互いに愛し合う道を開かれたのです。

 

4:  すべての民を弟子にしなさい

イエス様は「あなたがたは行って、すべての民をわたしの弟子にしなさい。」(28:19)と言われました。イエス・キリストがいつも共にいてくださる。私たちは、この神様の愛を伝えていきましょう。イエス・キリストの十字架と復活によって、「共に生きる道」が開かれたのです。 

 

 私たちは神様の愛が世界中に広がるために、そして一番そばにいる一人の人間がイエス・キリストに出会うために、神様の愛を分かち合っていきましょう。祈りつつ、神様の御言葉を受け取っていきましょう。(笠井元)