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2022.7.3 「悔い改めの実を結ぶ」(要約)  ルカによる福音書3:7-14

1:  欲望のままに生きる社会

 バプテスマのヨハネは群衆に悔い改めることを求めました。群集は自分たちは「アブラハムの子だ」として悔い改める必要を考えてはいなかったのです。この世は、悔い改めることを望まない社会となっています。「そのままの姿で大丈夫」「あるがままの姿でいい」「自分らしく」と言われます。私たちは悔い改めることを必要としているでしょうか。

 すべての人間が、自分の生きたいように生きた時、社会はどのような社会になるのでしょうか。ヘロデは欲望のままに生きることが間違いだと指摘される時、悔い改めるのではなく、指摘するバプテスマのヨハネを捕え殺害したのです。これが人間が悔い改めず、そのままの姿で生きる社会です。

 

2: 悔い改めの道

 悔い改める道とは、自分中心に生きることから、神様に目を向けて生きることです。神様は、私たち人間を切り倒し火に投げ込むのではなく、イエス・キリストを切り倒されたのです。神様は、イエス・キリストを火に投げ込まれることによって、私たちが神様のもとに立ち帰る道、悔い改める道を開いてくださったのです。悔い改めるとは、このイエス・キリストによる道を歩んでいくことです。

 

3: 悔い改めの実を結ぶ

 悔い改めにふさわしい実を結ぶために、ここでは、隣の人と分かち合うこと、搾取をせず、だまし取ったりせず、自分の給料で満足せよと教えているのです。

 バプテスマのヨハネは、徴税人に徴税人を辞めなさいとか、兵士に兵士を辞めなさいとは言っていません。奪い合うのではなく分かち合い、搾取するのではなく規定通りに取り立てる。金をゆすり取るのではなく自分の給料で満足するように教えました。

悔い改めの道は、神様と共に、隣人と共に生きる道です。イエス・キリストの十字架を背負って生きる道を歩き出すとき、そこに「悔い改めの実を結ぶ者」とされていくのです。

 

4:  感謝して生きる

 

 人間の欲望は尽きることがありません。何かを求める心は際限がないのです。私たちが悔い改めることは、今与えられていることに感謝することへとつながるのです。どれほど苦しくても、どれほど悲しくても、イエス・キリストが共に生きてくださる。神様が私たちを愛してくださっている。神様の恵みにもう一度目を向けていきたいと思います。(笠井元)