1: 神学校週間を覚えて
バプテストには、西南学院大学神学部、九州バプテスト神学校、東京バプテスト神学校として三つの神学校があります。現在、西南学院大学の神学生は5名、九州バプテスト神学校の神学生は9名、東京バプテスト神学校は11名となっています。神様の御業を担うための働き手の学びが祝福されるように、また新しい働き手が与えられますようにお祈りしましょう。
2: 御言葉を宣べ伝えることの難しさ
パウロは弟子であるテモテに御言葉を宣べ伝えるようにと励ましたのでした。この言葉は、私たちに向けても語られています。私たちは神様の福音を伝えようという熱い思いをもっているでしょうか。隣の人に神様の愛を知って欲しいという思いを持ちたいと思います。パウロはテモテを励ましました。実際はそのように生きることが難しいからこそ励ましているのです。
3: 自分のための言葉しか聞かない者
現代は、自分にとって必要な情報だけ、耳ざわりの良い言葉だけを聞くようになっているのです。今は「自分のために」という思いがとても強い時代となっています。御言葉を伝えることが私たちキリスト者の存在意義ともいえるでしょう。祈祷会で、国連事務総長となったダグ・ハマーショルドという人について学びました。ハマーショルドはキリストに仕える者として、すべての人の祝福を願い、「自分」ではなく「他者」のことを想い生きたのです。私たちは神様の愛を表す存在でありたいと思います。
4 教会の祈りに励まされて
キリスト者が愛を表す姿の一つは「仕える」という姿があるでしょう。私たちはそのために、「とがめ」「戒め」「励ます」のです。神学を進める時、信仰に向き合い、聖書に向き合い、正しいと思っていたことを砕かれます。「とがめ」「戒め」を受けます。だからこそ、教会が祈り励ますのです。
5: 自分の務めを果たす
パウロは「福音宣教者の仕事に励み、自分の務めを果たしなさい」と教えます。私たちには、それぞれ自分の務めがあります。神様は自らの務めとして私たちを愛し、救い出されたのです。私たちの務めは、この神様の愛を受け入れることでしょう。そのうえで、私たちは神の愛と出会った者としての務めをいただくのです。
6: 幻を見る
「主にある希望をもって幻を見よう」。神様は、私たちに霊を注いでくださっています。まず私たち一人ひとりが変えられていきましょう。私たちが神様の霊を受けましょう。そして、私たちにできることを考えていきましょう。(笠井元)