1: 光の子とされている
私たちは以前は暗闇の中に置かれていました。今も、暗闇の中に置かれていると思っていないでしょうか。私たちは主イエス・キリストに結ばれて光とされているのです。光のうちに置かれていることを喜びましょう。今、すでに、私たちは、イエス・キリストと結ばれ、暗闇から光の中へと招き入れられたのです。
2: 光とは・・・
私たちがどれほどの知恵、知識を身に着けたとしても、人間的能力によって信仰を得ることも、神様の御業を理解することもできないのです。皆さんにとって、「光の子」とは、どのようなことを意味しているでしょうか。神様の目から見た「光」は人間的な何かによるものではないでしょう。
私たちは、ただ神様の一方的なイエス・キリストによる恵み、その光によって、光の子とされているのです。それが、私たちに与えられた恵みです。人間的弱さも、強さも、人間的な輝きを得るためではなく、神様の栄光を輝かせるための光、恵みです。
3: 選び取る人生
神様の愛を受け取り、そして分かち合うこと、共に受け取っていくことが、信仰として神様から教えられているのです。神様から与えられている「光」を受け取った者として、「無分別な者」とならずに、「主の御心が何であるかを悟りなさい」と教えます。
皆さんは自分を大切にする理由をもっているでしょうか。また、隣人を愛する理由を持っているでしょうか。「なぜ自分を愛し、隣人を愛するのか」…私たちは、神様に愛されている者として、自分の人生を大切にし、隣人の命を大切にしたいと思うのです。これが、神様の愛に応答する道、光の子として生きる道です。
4: 感謝する
私たちは「光の子」とされています。私たちは、神様の光を受けて、隣人と共に生きることによって、光を分かち合い、さらに輝きを増すものとなりたいと思います。
私たちは、主イエス・キリストの光に結ばれて生かされています。その光を受け取り、自分自身が光に満たされ、隣人と共に交わり、分かち合っていきましょう。賛美と感謝の礼拝を持って共に生きていきましょう。(笠井元)