1: 出会い
皆さんは、その後の人生を変えることになったような出会いをしたことがあるでしょうか。現在は、インターネット、SNSというものが異常なほどに発達し、どこからでも様々な言葉に出会うことができるようになりました。励まされる言葉もあれば、嘘や、犯罪を促す言葉も溢れています。気を付ける必要があります。
2: 神の国を宣べ伝える
イエス様は福音を告げ知らせる旅に出ていかれました。人々が神の国と出会い、変えられるために歩み出されたのです。イエス様は今も私たち一人ひとりにところに来てくださり「神の国は近づいた。悔い改めて福音を信じなさい」と語っておられます。わたしたちは、このイエス様のみ言葉に耳を傾けているでしょうか。7:36からの場面では、イエス・キリストは「罪深い女」とされる者に出会って下さったのです。そしてイエス様は、「あなたの罪は赦された。安心して歩みだしなさい」と言われたのです。
3: 病の癒し
マグダラのマリア、ヘロデの家令クザの妻ヨハナ、スサンナ、その他多くの女性たちは、イエス・キリストに出会い変えられたのです。この女性たちは、悪霊を追い出して、病気を癒していただいた者たちでした。病を持ち、病が治らないとされるとき、人間は、自分は神様から見捨てられたと思うのではないでしょうか。イエス・キリストの癒しの業は、自らの命を献げるという十字架による業でした。イエス・キリストは、自らが神様から見捨てられる者となることで、人間に生きる力、癒しを与えられたのです。
4: 神の国を受け入れ変えられた女性
女性たちは、自分たちの持ち物を出し合い経済的な支援をしました。この世における大きな誘惑の一つに富があります。私たちは、「神」か「富」かどちらに仕えているでしょうか。女性たちは神様を自らの主としたのです。イエス様に出会うとき、私たちは「富」「自分」を中心とした生き方から、「神」を中心とした生き方へと変えられるのです。
5: 共にキリストに仕える
私たちはイエス・キリストの福音に出会いましょう。そして、神様の愛を伝える者とされましょう。女性たちは持ち物を出し合って奉仕をしました。一人ではなく共に奉仕の業を行ったのです。神様は、私たちを繋げ、愛を現わされるのです。そこにイエス・キリストがおられるのです。共に、力を合わせ、神様に仕え、神様の愛の業を成していきましょう。(笠井元)