今日は幼児祝福礼拝です。久しぶりの日曜日の幼児祝福礼拝となります。幼稚園の子どもたちの成長を保護者の皆さんや教師だけではなく、教会の皆さんとも一緒に喜べることを心から神様に感謝したいと思います。
1: 神の聖霊が宿っている
子どもたち、保護者の皆様、教会の皆様、すべての人間に、神様は聖霊を送って下さっています。キリスト教の神様は、ご自身が、私たちのこの体の中に来られるほどに、私たちを愛して、大切にしてくださっているのです。子どもたちは、神様に愛されている大切な存在です。同様に、皆さんも神様が命を懸けて愛されている大切な存在なのです。
2: 存在価値の基準
皆さんは、自分の好きなところ、また、自分の嫌いなところがあるでしょうか。皆さんは自分の存在を肯定する時に、どのような根拠を持っているでしょうか。何を持てば、私たちは自分の存在を喜ぶことができるのでしょうか。私たちは、子どものどのようなところをもって、「あなたの存在は素晴らしい」と伝えることができるのでしょうか。私たちは、何をもって自分と他者の存在を認めているのでしょうか。
3: 最も大切なものとは
「あなたにとって一番大切なものは何ですか」というアンケートをとったところ、一番多かったのは「健康」ということでした。WHOでは健康の定義を「健康とは身体的・精神的・社会的に完全に良好な状態であり、単に疾病のない状態や病弱でないことではない」としています。皆さんは健康ですか。それとも不健康でしょうか。人間は、いつか必ず死を迎えます。神様の御許へと召されるのです。そのような私たちが、どうすればこの人生に意味を見出せるのでしょうか。人生において一番大切なものとは何なのでしょうか。
4: あなた方は神の神殿である
神様は、御子、イエス・キリストという代価を払って、私たちを愛する決断をされたのです。これが私たちに与えられている命が肯定される最大の理由です。私たちは、自分の弱さを見る時に、「自分はダメな存在だ」と思ってしまうことがあります。子どもの出来ないこと、わがままなど色々なことから、その子どもの存在を受け入れられなくなってしまうこともあるかもしれません。しかし、神様は、私たちの弱さも含めて、私たちを愛してくださっているのです。私たち自身の存在の素晴らしさをもう一度確認しましょう。そして、隣にいる子どもたち、家族、世界のすべての人間の存在の素晴らしさを一緒に喜びましょう。(笠井元)